業務開始の流れ

1.お問い合わせ
写真:事務所のイメージ

まずは、お問い合わせをお受けするところから業務は始まります。既存のお客様からのご紹介のほか、ホームページの情報をご覧になってお声がけいただくお客様もいらっしゃいます。お問い合わせをいただいたら、面談のスケジュールを設定。過去の事例を含めて、当事務所のサービスについてご提案する準備に入ります。

お問い合わせの方法につきましては、ホームページ上に「お問い合わせフォーム」をご用意しておりますので、ご活用いただければと思います。また、直接お電話をいただいても構いません。税務・会計にまつわるお悩みがあれば、気軽にお問い合わせいただければと思います。

 


2. 初回面談をする
写真:事務所のイメージ

私たちにお声かけいただくお客様には、大きく分けて2タイプの方がいらっしゃいます。ひとつは、起業されたり、新規事業を立ち上げたりしたことで税理士が必要となった方。もうひとつは、他の税理士さんからの変更をお考えの方です。

そういったお客様のお立場を踏まえ、起業される方には、どのような形で経営をしていこうとお考えなのか、税理士の変更をされる方には、なぜ変更しようと考えられたのか、それぞれの要因を徹底してヒアリングいたします。また、細かなご要望や今後の理想の展開についてもお聞きいたします。

 


3. サポート案の設計
写真:ビジネスのイメージ

面談の内容を参考に、「私たちはどのようなサポートができるのか」ということを検討します。

お客様の現状を考え、改善、成長を促すことが私たちの役割であるということを前提に、ご要望に添ったサポート案を立案します。

 


4. お見積もり
写真:ビジネスのイメージ

サポート案をご提案しつつ、報酬などの条件をお見積もりさせていただき、ご提示いたします。

ご要望があればご納得いただける形に調整し、契約締結へと進みます。

 


5. 契約の締結
写真:ビジネスのイメージ

サポートの内容とお見積もりにご納得いただけるようでしたら、契約の締結となります。

お客様の状況やご要望によって、契約の内容、期間などは調整されます。また、発行した契約書は当事務所とお客様が、一部ずつ保有・保管することになります。

 


6. 初期指導開始
写真:ビジネスのイメージ

顧問契約を結んだ場合、これから長期にわたって税務・会計分野のお手伝いをすることになります。それに先立ち、お客様の経営が円滑に回っていくための仕組みを作り上げるための準備として、現状把握と業務の整理が必要です。私たちは契約後およそ3カ月にわたって、業務を進める下地作りとなる「初期指導」の期間を設けます。

契約をした段階でのお客様の状況はさまざまです。帳簿の記帳をはじめとする日々のルーティーンもままならない状態もあれば、ルーティーン化されているものの、作業に必要以上の負荷がかかって業務を圧迫しているような状態のこともあります。私たちはお客様を訪問しながらそういった現状を把握し、改善・最適化を図るための支援をいたします。この「初期指導」期間を使って、基盤となる経理作業の効率化を進めると同時に、お客様とのコミュニケーションを密にし、お互いの信頼関係を深めるように努めます。また、初期段階の面談では把握できなかった問題点、あるいは、お客様のより詳細な状況や将来への展望などを汲み取っていくことになります。

 


7. 業務開始
写真:ビジネスのイメージ

初期指導期間が終わり、環境が整った段階で、定常処理を含めた業務の流れを構築。私たちは月次の訪問を通じて、お客様のスムーズな税務・会計処理のサポートをいたします。業務管理、経営計画立案のサポート、各種税務申請のサポート、月次決算の推進、各種決算業務の指導・支援など、さまざまな局面でのお力添えをさせていただきます。

また、お客様の状況に応じ、各種経営相談、イレギュラーなタスクについても、対応する準備があります。さらに、経営効率化、円滑化に関する手法やシステム導入のご提案をする場合もございます。

 


8. 自計化支援
写真:ビジネスのイメージ

自社内のお金の流れをリアルタイムで把握し、経営に反映させるためには、税務・会計を中心とした「数字」のデータを自社内で記録、管理する作業が不可欠になります。お客様の状況とタイミングを理解したうえで、こういった「自計化」の導入を支援するのも私たちの役目のひとつだと考えています。TKCグループが推奨するクラウドシステムや自計化に適したソフトの導入、活用のレクチャーなどを通じて自計化を促進。煩雑で時間のかかる処理を効率化することにより、時間と労力を本業に近い部分に割り当てることが可能になるというメリットも生じます。

 


9. その他の業務
写真:ビジネスのイメージ

長期間にわたって経営のお手伝いを続けていく過程では、毎日、毎月の定常処理以外にも、突発的な事案への対応が生じることもあります。例えば、助成金などの申請、経営者様の交代などに伴う事業承継、M&Aなどへの対応がそれにあたります。企業様にとって大きな転換ポイントとなる事案についても、私たちはご相談に応じます。

私たちは独自のネットワークを通じて、各種事案を円滑に処理するために必要なマンパワーを確保しています。弁護士、社労士といった関連士業の方々、M&Aの対応に精通した専門業者、各種金融機関との連携を活用し、滞りなく目的を達成することを支援いたします。

 


10.「仕組み」の運用
写真:ビジネスのイメージ

一連の業務の流れは、より良い経営のための仕組みを作り、それを運用し続けるためにあります。経営者様が本業に集中できる無駄のない環境、必要な情報を必要な時に利用し、ビジョンを描きやすい環境、問題に直面した際にも、即座に解決策を打てる環境。その環境の中で、各ご担当者様が「やるべきこと」を理解し、連動して動いていく「仕組み」を作り上げること、また、その運用を長く続けていくことができれば、間違いなく業績は上がっていくはずです。私たちは、その仕組みを作るビルダーであり、円滑に運用していく潤滑油でもあります。税務・会計の面から企業様をバックアップする、私たちの働きにご期待ください。